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UEFAチャンピオンズリーグで行われた顔認証システム

2018.05.30 水曜日

【海外での顔認証システムの活用事例】

 

監視カメラシステムの進歩や活用は、日本国内よりも欧米での動きの方が早く、特にイギリスは監視カメラシステムの最先端を行く、と言われています。

 

その為、イギリスでの監視カメラシステムにまつわる動向は、日本国内での監視カメラシステムの今後の活用の参考になります。

 

 

2017年6月、イギリスのカーディフで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)2016-2017の決勝戦では最先端の監視カメラシステムが活用されました。

 

南ウェールズ警察は、大規模なスポーツイベントはテロリストの標的になる可能性があるとして、監視カメラを用いた顔認識システムで犯罪の容疑者を検出する方針をとりました。

 

UCL決勝戦当日、街中に仕掛けられた監視カメラと自動顔認証システム(AFR)を用いて訪問者の顔をスキャンし、リアルタイムで犯罪容疑者データベースと照合を行い判定をした結果、AFRによって犯罪の容疑者と判定された人物は全部で2470人にのぼりましたが、そのうち2297人が誤認だとわかりました。

 

ただし、AFRで容疑者と判定された人物はすぐに逮捕されたわけではなく、容疑者リストと一致した警告が出た段階でAFRのオペレーターによる確認が行われ、さらに警察官が対象者を事情聴取することで容疑者かどうかを確認していたとのこと。

 

そのため、AFRによる誤判定はあっても誤認逮捕は1件もなく、苦情も出ていないと南ウェールズ警察は発表しています。

 

 

【顔認証システムの現在】

 

上記のイギリスでの事例でお伝えしたかったことは、「顔認証の有効性」と「顔認証で気を付けるべきこと」の2点です。

 

南ウェールズ警察の顔認証システムの活用は、当初の目的を十分に果たしたといえます。

 

画像解析では誤認が出ることを承知のうえで、最終的には人の力で容疑者を判別しており、誤認逮捕を出さずにテロの危険性を大幅に抑制することができています。

 

また、この画像解析には日本の大手メーカーが開発したシステム(検証段階で世界№1の照合精度だった)が採用されていることも特記すべきことで、今後の日本国内の顔認証システムの将来に期待が持てます。

 

システムの誤認の原因には「容疑者リストの画像が不鮮明」ということが挙げられており、現在防犯カメラの映像品質が飛躍的に向上しつつあることを考えると、今後の精度の向上も期待できることです。

 

P1000375

 

しかし、これは警察がシステム運用を主導したからできた事で、一般企業での活用を考える場合は、この認証精度にはまだまだ問題があるといわざるを得ません。

 

今回のケースで最終的な精度を決定したのは「警察による聞き取り確認」であり、それは警察にのみ許される行為で、一般市民にできる事ではないからです。

 

例えばオフィスや店舗に出入りする人を顔認証システムで判定し、UEFAチャンピオンズリーグでの事例と同じくらいの精度での判定が行われた場合、危険と判断された人の92パーセントが誤認となってしまいます。

 

その場合、危険と判断された人が本当に危険なのか、そうではないのかを人力で判定することが困難です。(手間の問題と、疑わしいだけの段階で本人に聞き取り確認をすること自体が危険だという問題がある)

 

現状ではせいぜい万引き常習犯をマークしやすくなる、というくらいの効果で、それは顔認証システムがあってもなくても勤務中の従業員レベルで左右されてしまう事象です。

 

 

上記の事を考えると、顔認証システムそのものの精度にはまだまだ問題があり、オフィスや店舗での導入には時期尚早の感があります。

 

導入しても期待通りの精度を発揮せず、精度向上のためには膨大な人力が必要となり、そもそも膨大なコストをかけてシステムを導入する意義が疑問です。

 

逆に、国家的なイベントや警察と連携が取れるケースの場合は、非常に有効なシステムだといえます。

 

そうすると、顔認証システムの今後の展開としては、官を中心に導入が始まり、その中で次第に精度が上がり一般企業にも普及していく、という道筋を辿りそうです。

 

 

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