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プリウス窃盗の新手口

2017.08.02 水曜日

【プリウス窃盗の新手口、複数の被害事例】

 

プリウスの窃盗に「積み替え」という新手口が使われ始めている。

 

プリウスのエンジンを制御するコンピューターを、自分が用意した別の機器にすり替えてエンジンをかけ、そのまま走り去るといった手口が、2016年6月ごろから出現し、2017年は増加傾向にある。

 

警察は、新たな自動車盗の手口とみて警戒を強めている。

 

2016年6月、和歌山県橋本市の住宅街でも積み替えでプリウスが盗まれた。

 

和歌山県警が窃盗容疑で逮捕した自動車整備工場経営者(31)ら男2人は「積み替えた制御機器はインターネットで購入した」と供述。

 

盗んだ後で取り外し、別のプリウスを盗む際に再利用したという。

 

2017年6月、大阪府堺市のコインパーキングからプリウスが盗まれた。

 

約10日後、被害車両は約6キロ離れた大阪市内で乗り捨てられているのが見つかっており、車の制御機器は取り外されていた。

 

大阪府警は「積み替え」で車が盗まれたとみている。

 

こういった新手口の増加に対し、日本損害保険協会は、複数の防犯策を組み合わせる「プラスワン対策」を勧める。

 

イモビライザー、ホイールロック(タイヤ固定装置)、衝撃や振動をセンサーで感知して警報音を鳴らすカーアラーム、防犯カメラ、見通しがよく明るい場所への駐車などを組み合わせれば、盗む手間がかかり窃盗団は嫌がるという。

 

警察庁では有効な防犯対策としてハンドルロックを勧めている。

 

金属製の棒をハンドルに取り付けると専用の鍵で外さないとハンドルが回らず運転できない。積み替えでエンジンをかけてもこのままでは逃走できない、としている。

 

 

【自動車盗難対策の問題点】

 

自動車盗難はイモビライザーの登場以来、新手口と防犯対策のイタチごっこが続いています。

 

イモビライザーがプリウスに標準搭載され始めたころから、イモビライザーを無効化する「イモビカッター」が出回り始め、全国的にイモビカッターを使用した、イモビライザー搭載車両の窃盗が増加しました。

 

その後、イモビカッターを無効化する機器が出回り始めたころに、「リレーアタック」という手口でイモビカッターを使用しない車両盗難の手口が増加し始めており、今回は制御装置そのものを積み替えてしまう手口が始まってきています。

 

このような経緯を鑑みるに、今後、「積み替えの手口が流行るなら、積み替えできないようにする」という対策が行われていく気配がしますが、結局自動車の部品レベルでの対策は、更なる新手口でかわされることが予測されます。

 

日本損害保険協会や警視庁が勧めるように、複数の手段を組み合わせる事や、ハンドルロックのようなシンプルな対策の方が効果的です。

 

 

屋外防犯カメラ

 

防犯の考え方はあくまで確率で論じられるべきもので、1つの対策で100%の盗難防止効果を発揮することはありえません。

 

そのため、高いテクノロジーを駆使した1つの最新高性能防犯装置で、盗難防止効果を出来るだけ高めようとすること自体に無理があります。

 

泥棒は手間がかかる事と、人目につく事を極端に嫌がります。

 

そのため、見通しが良く明るい駐車場に駐車し、ハンドルロックもしくはタイヤロックを装備し、カーセキュリティ(簡易的な物でもよい)、イモビライザー装備、と防犯手法を組み合わせることで、盗難を防ぐ確率が飛躍的に高まります。

 

自動車盗難においては、最新のテクノロジーはあてにできません。

 

窃盗団がイモビライザー搭載のプリウスばかりを、イモビカッターを使用して盗みまくっていた事例があるように、「最新テクノロジーの高性能な防犯対策をしているから大丈夫」という隙をつかれ、数秒で無効化する装置を持った窃盗団の格好の餌食になってしまいます。

 

 

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