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【熊本県】店舗での窃盗事件 置き鍵を悪用

2019.05.23 木曜日

【置き鍵を使って店舗に侵入】

 

2019年2月、熊本県熊本市の雑居ビル内のスナックで、手提げ金庫にあった現金約2,500円の盗難が発生した。

 

犯人の男は、スナックと同じフロアの消火器ボックスの中から置き鍵を発見し犯行に及んだという。

 

男は調べに対し、「スナックなどは、郵便受けや店の看板の上に鍵を保管しがち。手当たり次第に探せば置き鍵が必ずある」と供述。「ドアマットや植木鉢の下なども狙い目」と、自らの“経験則”を披露したという。

 

鍵を物色する時間は、わずか1、2分間。見つからなければ長居せず、別のビルやフロアに移って犯行を繰り返していた。

 

ドアをこじ開けたり、窓ガラスを割ったりせず、犯行後は施錠して、鍵をもとの場所に戻しておくため、店側が被害に気付いていなかったケースもあるという。

 

確認された被害は九州や四国、中国、東北など15県32件で、被害総額は物品も含め計約330万円に上る。うち今回の熊本市の被害を合わせ2件の窃盗などの罪で男は起訴された。

 

男は「生活費が欲しくて、同様の手口で、北海道と沖縄以外で100件以上やった」と容疑を認めているという。高速バスや鉄道で全国を巡り、主にネットカフェに宿泊。現金のほか、洋酒などの盗品はネットオークションや質屋で売りさばいていたという。

 

熊本市内の飲食店経営者らによると、閉店・施錠後、店内清掃を頼んだ業者などが店に入ることがあるため“置き鍵”するという。

 

熊本県警は「鍵は必ず持ち歩くなどして保管してほしい。『絶対に見つからない』と思っても、“プロ”は簡単に見つけてしまう。絶対に店外に置かないで」と注意を呼び掛けている。

 

 

【泥棒の狙い】

 

泥棒は人々の行動パターンから、どうしても隙ができるタイミングを虎視眈々と狙っています。

 

夏になると窓を開けたまま就寝し、そのまま窓を閉め忘れて出かける人が多くなることを察知し、空き巣を行います。

 

連休中は行楽地の駐車場に車が集まり、手荷物を車内において出かける人が多いことを察知し、車上荒らしを行います。

 

釣り人が高額な釣竿を何本も車に積んだまま、使用する釣り竿だけをもって釣りに夢中になってしまうことを察知して、釣竿を盗みます。

 

上記の事件では、飲食店で置き鍵をしがちなことを察知して、置き鍵を使って店内に侵入する手口が使われており、閉店後に業者が入ることを考えれば、置き鍵をせざるを得ないという事情を泥棒は熟知していました。

 

戸建て住宅でも置き鍵を狙った空き巣は発生します。

 

少し変わったところに鍵を隠しても、泥棒はそれを見つけ出し侵入します。

 

マンション防犯カメラ

 

鍵を持ち歩くようにしたり、錠前式ではなく暗証番号式の鍵にするなどで、このような泥棒の侵入を防ぐことができます。

 

どうしても置き鍵をせざるを得ない場合は、「鍵を見つけられてしまう可能性はある」という前提で防犯対策をする必要があります。

 

 

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