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【京都府・京都市】ゲーム機の万引き
2016.08.16 火曜日
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【京都府でのゲーム機万引き】
2016年8月15日、京都府警西京署は、中古商品買取販売店から家庭用ゲーム機「プレイステーション」を盗んだとして、向日市の塗装工の少年(19)と京都市の私立大1年の少年(19)を窃盗容疑で逮捕した。
2人は4月26日に京都市西京区の中古商品買取販売店から、「プレイステーション3」と「プレイステーション4」の合計2台(販売価格5万5000円)を盗み、転売したとのこと。
被害を受けた販売店では、店内の監視カメラの映像に、少年2人がゲーム機を盗んでいる姿が残っており、店長(42)が製造番号などからゲーム機2台の転売先を特定し、通報を受けた西京署員が、買取承諾証明書などから犯人を特定したとのこと。
【ゲーム機万引きの傾向】
上記の事件のように、中古商品販売買取店での若年層による万引き被害が全国的に多発しています。
高額なゲーム機本体が狙われることが比較的多いように感じますが、ゲームソフトやカード類なども相当数盗まれていることが予測されます。
自分自身で楽しむことよりも、転売・換金して小遣いを稼ぐために犯行に及んでいることが多く、お店にとって売り上げの柱になるような高額商品や人気の商品ばかりが盗まれてしまう為、非常に大きなダメージを受けてしまいます。
学校が休暇期間に入る春先や夏、正月前後は特に被害が多くなる傾向があり、万引き対策には特に力を入れる必要がありそうです。
【万引き対策】
ゲーム類の買取・販売店舗では、万引き犯もあの手この手を尽くして商品を盗もうとするため、目を光らせていても巧妙な手口で商品を盗まれてしまうことが多々あります。
囮役が店員の注意を引いたり、大人数で押しかけ店内を混乱させている間に盗んだりなど、注意を払うだけでは対応しきれないことも多々あります。
今回の事件のように、防犯カメラが設置してあることで、万引きを大幅に抑止できるだけでなく、どのような人物が、いつ、何を盗んだかの証拠映像をもとに、犯人や商品の追跡を行えます。
その際の防犯カメラの設置場所は、入り口付近、レジ付近、高額商品付近、屋外が中心になり、できるだけ死角なく防犯カメラを設置すると効果が高くなります。
現在の防犯カメラは高画質化が進んでおり、以前の5倍の解像度の200万画素ハイビジョン映像で証拠を撮影でき、録画も2ヶ月以上の長時間録画が可能です。
犯人の人相や手元の詳細まで鮮明に撮影できるため、証拠能力が極めて高いものになっています。
もし旧式のカメラを長年使用している場合は、機器の入れ替えをお勧めします。
配線を利用し、工事コストを抑えながら、高画質の防犯カメラにそっくり入れ替えることができます。
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