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【京都府・福岡県】中古車販売店での窃盗手口

2016.10.20 木曜日

 

【中古車販売店で客を装い鍵を挿げ替え夜窃盗】

 

2016年10月13日、大阪府警大津署などは、自動車販売店で中古車を盗みパキスタンへ輸出を図ろうとしたとして、京都市伏見区、自動車修理・販売業男(47)ら3人を逮捕、送検して捜査を終えたと発表した。

 

兵庫や福岡など5県で8件、総額約2200万円分の被害を裏付けたとしている。

 

ほかの2人は、盗難車の輸出役でパキスタン人の会社役員の男(34)と、車台番号の改造役だった建築業の男(39)。

 

同署によると、容疑者はパキスタン人の男から現地での人気車種を聞き、在庫がある全国の販売店を調べて訪問。客を装って「エンジンをかけたい」と店員に頼み、用意させた正規の鍵を同種の鍵とすり替え、夜間に店へ侵入して車を盗んでいた。

 

さらに盗難車と発覚しないよう、車台番号を事故車の番号と交換していた。

 

 

【泥棒の狙いと手口】

 

今回の事件は、いわゆる車両盗難の常套手段で、海外で人気の車種を国内で盗み、不正輸出するといったものでした。

 

その際に、役割分担をして組織的に動いていますが、「パキスタンで人気の車種を聞いたうえでターゲットを決めていた」という辺りは、非常に警戒すべきことだと思います。

 

近年の不正輸出先はドバイのような産油国にシフトしている感があったのですが、今回のパキスタンやベトナムなどの発展途上国への車両供給は、依然として多そうです。

 

また、不正輸出業者と泥棒のつながりも、近年警察による違法輸出業者の一斉摘発があったことで、地域によっては泥棒と不正輸出業者の関係が薄まったところもありますが、大阪、京都、九州辺りではまだまだ業者と泥棒の連携は続いていそうです。

 

今回の事件では、大阪税関から「エンジン番号と車台番号が一致しないものがある」と通報があったことで検挙につながったとのことなので、大阪や福岡の港から不正輸出する、というパターンが見受けられ、周辺地域での被害が懸念されるところです。

 

中古車販売店を客を装うことで堂々と下見をしたうえ、鍵を挿げ替えておくなどの細工をしていた点には今後注意が必要です。試乗の後、鍵が返却されたから大丈夫、とは考えずに、正規の鍵が返却されたかどうかを確認する必要があります。

 

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【中古車販売店での防犯対策】

 

中古車狙いの窃盗は依然として多く、十全な対策が必要な状況です。

 

今回のような手口を防ぐ為に、返却された鍵を確認することは必要ですが、防犯の考え方の基本は、「防犯対象物に触れさせない、近づかせない」ことです。

 

夜間侵入した泥棒が車両に手を触れてしまったら、その犯行を止めることはまずできません。

 

そこで屋外に防犯カメラを設置し、泥棒の下見の段階で犯行を諦めさせます。

 

また、敷地外周にセンサーを張り巡らせ、泥棒が敷地に入った瞬間に検知し、威嚇撃退します。

 

防犯対象物からできるだけ離れた場所で泥棒を追い払うことが防犯上一番効果的です。

 

 

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