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【東京都】町田の高齢施設殺害、夫を逮捕

2019.06.14 金曜日

防犯カメラの効果は「鮮明に、はっきりと証拠が映る」ということが重要だということは、広く知られている事だと思われます。

 

しかし、場合によっては「防犯カメラに映っていない」ということが非常に重要になることもあります。

 

昨年9月に町田市の高齢者施設で起きた殺人事件も、「防犯カメラに映っていない」ことが大きな根拠となり、捜査に進展をもたらしました。

 

【町田市の高齢者施設で入所者が殺害された事件】

 

2018年9月21日に、東京都町田市鶴川の高齢者施設に入所していた女性(69)が何者かに頭を鈍器のようなもので殴られ、殺害されているのが見つかりました。

 

<発見直後の報道内容>

 

警視庁は関さんが殺害された時間について、2018年9月20日夜から翌21日午前6時ごろまでの間とみています。

 

有力な手掛かりの一つとしているのが、被害者の夫(70)の証言です。

 

被害者とその夫は隣り合う部屋でそれぞれ暮らしていました。

 

前日の夜に妻の部屋を出た夫は、翌日の午前6時10分ごろに妻の部屋を訪れ、何者かに殴られて倒れている妻を発見しました。

 

夫は「妻と会話をした後、自分の部屋で寝たのが午後10時ぐらい。(次に訪問したまで)その間、物音を聞いていない」と話しているということです。

 

21日午前6時ごろ、夫が犬の散歩用のリードを取りに部屋を訪れた際はドアが施錠されており、夫は合鍵で中に入った。普段ならば、夫が朝に部屋に来る頃に鍵を開ける習慣だったといいます。

 

事件の発覚当時、中庭に面した窓の鍵は開いており、室内のタンスの引き出しは開いており、衣服がはみ出した状態だったといいます。

 

このため、中庭側のベランダから何者かが侵入した可能性が高いとみられていますが、足跡などの侵入を示すものは見つかっていません。

 

さらに、被害者の部屋にあったたんすは物色された跡はあるものの、現金が入った財布やネックレスなどの貴金属は残されていました。

 

警察の捜査によると、施設内の防犯カメラの映像から、夫が被害者の部屋を出た20日午後9時ごろから再び夫が訪れる翌21日午前6時ごろまでの間、ドアから出入りした人物はいなかったことが確認されています。

 

中庭に通じる掃き出し窓には鍵がかかっておらず、犯人はこの間に窓から室内に侵入した可能性が高いが、中庭、室内とも犯人とみられる足跡はなかったとのことです。

 

通常のマンションでもあるような宅配便業者の出入りなどに加え、高齢者施設ということで医療関係者の出入りも数多くあり、警視庁は、施設の中と外で聞き込みを中心に調べを進めています。

 

 

<事件から9か月後、容疑者逮捕>

 

東京都町田市の高齢者施設で2018年9月、入居者女性(当時69)が殺害された事件で、警視庁捜査一課は2019年6月13日、殺人の疑いで夫(71)を逮捕した。

 

一課によると、逮捕時は「やってません」と容疑を否認し、その後「全て黙秘します」と供述している。

 

一課によると、2018年9月20日午後9時ごろ、被害者の部屋のドアから出る容疑者の姿が廊下の防犯カメラに写っていた。

 

その後、ドアから出入りする人の姿は写っておらず、容疑者が21日午前6時ごろ、被害者の部屋に合鍵を使って入り、「女房が死んでいる」と自ら110番していた。

 

被害者の部屋のドアは施錠されていたが、中庭に通じる窓の鍵が開いていた。抵抗した様子はなく、一課は容疑者が中庭側の窓から侵入し、就寝中の初枝さんを襲ったとみている。

 

部屋のたんすの引き出しが開けられるなどしていたが、現金の入った財布などは残されており、容疑者が強盗を装ったと一課はみている。

 

 

【防犯カメラに映らないという事】

 

上記に事件は、事件発覚当時から多くの人には犯人が想像できていたものの、逮捕に必要な証拠だけが揃わずにに難事件化していた様相があります。

 

警察では、犯人の指紋も足跡も検出されず、夫以外の出入りが防犯カメラ映像にも映っておらず、犯人を示す明確な証拠がなかった為、「犯人ではない人をアリバイや状況から確定していき、犯人を絞り込む」という時間と人手がかかる手段を取らざるを得なかったようです。

 

報道上では掃き出し窓が開いていることから、「盗み目的で入った者による犯行も視野に入れて捜査」としてしながら、防犯カメラにも映っておらず、侵入の形跡などもなく、部屋は物色されていながらも、居室にいた被害者に危害を加える理由もないことから、当初から「部屋を荒らしたのは強盗事件だと思わせるための偽装工作」というのも想像できていたものと思われます。

 

もちろん、盗み目的で入った者が、犯行中にばったり出くわした人に対して、勢い余って危害を加えることはありますが、今回のケースのように、「もともと居室に被害者はいた」「被害者は24時間医療用の酸素ボンベを着用していた(=強盗に脅威を感じさせることはない)」「頭蓋骨が陥没骨折するほどの暴行」という状況を考えると、泥棒や強盗ならそもそもその部屋での犯行は行わないか、犯行を行うなら居室にいた人物が人を呼べない程度の状態にするだけなので、防犯関係者からすると、泥棒や強盗の手口ではありえない、と考えます。

 

犯人が防犯カメラに映っていない場合、「犯人が何らかの工作により、防犯カメラに映らないようにした」「犯行の瞬間のデータだけ改ざんされた」ということが噂されることがありますが、そのようなことはありえません。

 

防犯カメラに映らないようにするためには、防犯カメラそのものを破壊したり、向きを変えたり、カメラのレンズ部分に覆いを付けたり、配線を切ったりしない限り、必ずカメラの撮影範囲にいた人物は映ります。

 

そして、そういった工作は、工作をした瞬間が必ず明確にわかり、どのような手段を取ったかも明確な兆候が出る為、わかります。どのような手段でカメラに映らないようにしたかが分からない、ということはありません。

 

つまり、上記の事件のように、防犯カメラの映像への工作が明確でなく、犯人らしき人物が防犯カメラの映像に映っていない場合は、単純に「そのような人物はそもそもいなかった。侵入はなかった」ということになります。

 

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上記の事件では、夫以外に犯人らしき人物は映っておらず、侵入の形跡もなかった、という事から、警察には「犯人は夫」という事はかなり早い段階で想像できており、絞り込み調査で間接的な証拠を探す事で、夫が犯人だったことを確定させていくという方針だったことが想像されます。

 

もちろん、夫以外が犯人の可能性も視野に入れつつ、慎重な調査だったとは思いますが、「防犯カメラに映っていない」ということは「防犯カメラは侵入者がいないことを映していた」ということと同義であるため、警察の捜査判断に極めて大きく貢献したことが想像されます。

 

防犯カメラは犯人が映っている事の他に、犯人らしきものが映っていないことが役に立つことが多々あります。

 

 

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