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【茨城県・ひたちなか市】狂言強盗について

2016.01.08 金曜日

近年、店舗への強盗事件の多さに便乗した狂言による売上金横領が増えてきている。

 

2016年1月4日、茨城県ひたちなか市のパチンコ景品交換所で、従業員男性から「強盗に現金580万円を奪われた」との通報が警察に入った。

 

従業員男性によると、閉店後ゴミを捨てて交換所に戻ろうとしたところ、強盗に後ろから刃物のようなものを首に突き付けられ脅され、交換所の中で金庫を開けさせられた、強盗は現金580万円を持っていたショルダーバックに詰めて逃走し、従業員男性は電気コードで両手を縛られ、けがはなかったとのこと。

 

その後の警察の調査により、従業員男性の証言にあやふやなところがあり、追及したところ、狂言であることを認めたとのこと。

 

この従業員男性は、知人と共謀し、借金の返済のために強盗事件を装い現金を盗んだと容疑を認めている。

 

上記の事件では、事件発生時に「?」という点があり、警察もかなり早い段階で狂言である可能性を感じ取った上で調査を進めていたものと思われます。

 

「閉店後ゴミを捨てに行った帰りに強盗に遭った」という点が最も狂言を顕著に表しているところで、強盗がわざわざ外で待ち伏せて、ゴミを捨てに来た従業員をとらえることはありません。

 

狂言の場合の特徴は、「レジ周りではなく、他の場所で強盗に遭う」「数万円ではなく、まとまった金額が盗まれる」など、本来の泥棒が行わない行動が証言の中に盛り込まれます。

 

目撃者がいた、実際に軽傷を負っている、などはそれのみでは狂言ではない証拠にはならず、目撃者と狂言者が親しい場合は、共謀してお金を山分けしていることも多く、自作自演で切り傷や刺し傷を負っている事例も多々あります。

 

ただし、狂言ではない本当の強盗事件を狂言として取り扱うことは、大きな問題になってしまうため、狂言かどうかを見分けることは非常にデリケートな問題です。

 

監視カメラ

 

 

より明確に狂言を見分けるためには、多額の現金が置いてある場所(金庫など)に監視カメラを設置し、鮮明に記録を取ることが有効です。

 

狂言強盗の多くは「金庫まで連れていかれ、開けさせられた」などど証言することが多い為、実際の金庫付近での映像を見れば、事実の大部分が判明するはずです。

 

実際の強盗よりも被害額は多いため、強盗対策、狂言対策のために、警報ベルや非常押ボタンなどの設備だけでなく、映像を記録できるように監視カメラを設置する必要があります。

 

もし、監視カメラや録画装置まで破壊・盗難されていたうえでの「強盗」であれば、狂言である可能性は極めて高くなります。

 

強盗事件で監視カメラや録画装置を破壊された事例はゼロに等しく、そのような手間をかけるよりは、誰かが駆け付ける前に素早く撤退する方法をとります。

 

 

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