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【愛知県】向精神薬など3800錠、警備員が窃盗

2018.08.17 金曜日

【警備員が3回にわたり医薬品を窃盗】

 

2018年8月16日、愛知県は県精神医療センター(名古屋市千種区)で保管していた向精神薬などの医薬品3800錠が盗難に遭ったと発表した。

 

センターの警備員が持ち出していたことが分かり、8月15日に警備員が医薬品を返却した。

 

愛知県によると、盗まれたのは向精神薬1984錠をはじめ、統合失調症やうつ病などの症状を抑える医薬品21品目。

 

センターは薬剤保管庫に電子錠をかけていたが、医薬品の数を点検した職員が8月10日、納品されたばかりの錠剤がなくなっていることに気づいた。

 

電子キーの解錠記録などから、県の委託を受け当直勤務をしている民間業者の男性警備員が保管庫に出入りしていたことが判明。確認したところ、8月2、6、10日の深夜から未明にかけ3回にわたり、医薬品を盗んだことを認めた。

 

警備員は3800錠のうち6錠を「自ら服用した」と話しているといい、返還されたのは3794錠。県は県警に被害届を提出する方針。

 

 

【医薬品窃盗の特徴】

 

上記の様に、医療機関での医薬品窃盗事件は全国で頻発しており、薬剤を在庫している場合は、必ずそれを狙っている者がいる前提で対策をする必要があります。

 

その際、侵入窃盗を前提とするならば、そもそも夜間に建物に入れない様にするだけで被害の大半は防げるのですが、医薬品の盗難の場合は厄介なことに、内部の犯行であることがかなり多い為、侵入窃盗前提の対策では効果を発揮しません。

 

そして内部の犯行の場合、上記事件の様に犯行後に在庫の差異から事件が発覚することもありますが、大抵の場合はしばらく事件が経ってから発覚する、もしくは発覚しないといった事態になります。

 

そして、大量の医薬品を盗まれ、被害額が大きくなってしまうことが多いようです。

 

どの病院でも、医薬品は関係者以外立ち入りが困難な場所に保管するようにしていますが、それだけでは対策は不十分になってしまうことが多いようです。

 

遠隔監視カメラ

 

 

【医薬品窃盗対策】

 

上記の事件では、医薬品保管場所に電子錠が設置されており、入退室の履歴が残るようになっていたため、事件発覚後、犯人が誰かの追及が速やかにできています。

 

電子錠の設置は、それにより犯行を抑止でき、有事の際の犯人の絞り込みができる為、非常に効果的だといえます。

 

また、防犯カメラの設置も効果的です。

 

防犯カメラの場合は映像で、「いつ・誰が・何をしたのか」が鮮明に残る為、電子錠よりも犯行抑止効果や証拠記録能力が高いといえます。

 

関係者による医薬品の窃盗は、繰り返し行われる傾向があります。

 

その背景には、犯行を隠蔽できるという確信や、きっとばれないだろう、という予測があります。

 

不正は見逃さない、という姿勢を防犯機器を使用してしっかりアピールする事で、そもそもの犯行を未然に食い止めることができます。

 

 

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