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渋谷から山梨まで防犯カメラ映像をもとに犯人を追跡

2019.01.15 火曜日

【渋谷ハロウィン 調子に乗って逮捕】

 

2018年12月5日、警視庁は10月28日未明にハロウィン前の渋谷センター街で軽トラックを横転させ半裸になって騒いでいた男(山梨県富士吉田市・土建業・22歳)を暴力行為等処罰法違反(共同器物損壊)の疑いで逮捕した。

 

この事件で逮捕されたのは神奈川県川崎市・とび職男(27)、東京都世田谷区・会社員男(20)と東京都目黒区・美容師男(20)で、いずれも容疑を認めている。4人に面識はなかったという。

 

逮捕された4人は、トラックを横転させた上、車体に乗って壊すなど悪質性が特に高いと判断した。事件に関与したのはこの4人以外に11人おり、警視庁はその全員の身元を特定した。

 

 

【警視庁の手法】

 

事件翌日、警視庁は所轄の渋谷署以外に捜査1課の捜査員を投入。渋谷を中心に合計約250台の防犯カメラの映像を回収したほか、当日の渋谷を撮影しネットに上げている人を見つけ、情報提供をしてもらうなどして犯人を特定した。

 

また、防犯カメラ映像をもとに犯人の足取りを追う他、電車のICカードなどの乗降履歴や聞き込み調査も駆使し、犯人の自宅まで追跡をしたとのこと。

 

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【警視庁の防犯カメラ活用方法の変化】

 

上記の様に、渋谷ハロウィンの事件では、現場から80キロ以上も離れた山梨県富士吉田市の犯人の自宅まで警察は追跡を行っています。

 

以前から警察では広範囲の防犯カメラ映像を活用し、事件の捜査に役立てていましたが、東京オリンピックに向けてその捜査手法は更に洗練されている感があり、群衆の中での多人数による犯行でも、そのバラバラに逃走する犯人たちを正確に追跡することができています。

 

この事件での警視庁の行動は、①現場付近の防犯カメラ映像をチェック 犯人の映像を見つけたら、どの方向に行ったかを防犯カメラ映像で確認し、その方向の防犯カメラ映像をチェック②防犯カメラが映していない場所も、ツイッターなどに映像をアップしている人に聞き込みをして、効率よく情報収集③駅に入った時間帯を特定し、各駅の防犯カメラ映像などから、どこで乗り換え、どこで降車したかを追跡。suicaなどのICカード情報から自宅住所を取得する場合もある④自宅最寄り駅以降、再度商店街などの防犯カメラ映像をチェック、聞き込み調査などから、自宅まで割り出す といったものになります。

 

渋谷ハロウィンの事件のように、お祭り騒ぎで度を過ぎた行動に出るということは起こり得ることで、その場合、その度を過ぎた行為を面白がってみる人はいても、それを警察に突き出してくれる人はまずいません。

 

しかしながら、それが咎められずに放置されている限りは、同じような事件が繰り返され、社会的な悪影響が発生します。

 

そのため、警察が優れた手法で執念深く犯人を追跡することで、同様の事件への一定の抑止力となります。

 

 

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