2019.10.03 木曜日
2019年10月2日、勤務先で販売していたブランド品約1,600万円相当を盗んだとして、宮城県警仙台南署は盗みの疑いで、仙台市若林区の会社員の男を逮捕した。
捕容疑は、昨年3月1日から今年3月31日までの間、当時店員として勤めていた太白区のディスカウントショップで、店内のショーケースにあった高級ブランド腕時計やネックレス、財布計25点(販売価格計1590万円相当)を偽物とすり替える手口で盗み、商品を転売した疑い。
2019年年4月に客から「腕時計の文字の色が珍しい」などとと言われた店員が不審に思い、鑑定に出したところ偽物とわかり被害が発覚した。
同署によると、容疑者は「借金があり、お金に困っていたのでやった」と供述しているという。転売目的とみられる。容疑者は当時、販売部門担当でショーケースの鍵を管理し商品を出し入れできる立場だった。
上記の事件のように、店舗での内部不正の被害は全国的に日常的に発生しており、、その被害額は万引き被害を上回っているとさえ言われています。
内部不正は店内の隙を知り尽くした人が行う事が多く、中にはそのターゲットの物品の管理者が行う事も多いことから、被害の発覚が相当遅れてしまう事も多々あります。
そしてそれは誰の目にも入らないところで行われることが多いのも、又特徴の一つとなっています。
被害を防ぐ為には、貴重品や現金の出し入れを複層チェックすることや、防犯カメラ等の設置で死角や誰も見ていない時間帯を作らないようにすることで、一定の割合の内部犯行を防ぐことができます。
店舗の導入事例はコチラ