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【東京都・江東区】宅配ビザ店での内部犯行

2017.05.19 金曜日

【宅配ピザ店で店長と共謀し強盗】

 

東京都江東区の宅配ピザ店で、店長らと共謀して現金を奪うなどした実行犯の無職男(30)の初公判が2017年5月17日、東京地方裁判所で開かれ男は起訴内容を認めた。

 

事件は2016年5月1日、東京都江東区の宅配ピザチェーン店で発生した狂言強盗の事件で、実行犯の男は店舗に押し入り、副店長の男性(28)を鉄パイプで殴り売上金140万円を奪った(実際は30万円だった)。

 

その後、2016年8月31日、警視庁捜査1課は強盗傷害などの疑いで、江東区の同店店長男(27)と、神奈川県横浜市の無職男(29:上記実行犯)、東京都江東区男(24)、東京都墨田区中国籍男(25)ら4人を逮捕した。いずれも容疑を認めている。

 

4人は店舗の金庫内の現金を奪うために共謀しており、店長の指示で東京都江東区男(24)、東京都墨田区中国籍男(25)を架空発注の宅配に外出させ、店内が店長と副店長だけになったところを実行犯の男が押し入り、副店長を鉄パイプで殴って、左腕骨折など全治2カ月の重傷を負わせ、店長が強盗に脅されたふりをして金庫を開けて現金を実行犯の男に渡すという手口だった。

 

店長は当初、「男ともみあいになり、頭を打った」などと被害者を装っていた。

 

捜査1課によると、周辺の防犯カメラなどから実行犯男の関与が浮上。その後、携帯電話の通話履歴から実行犯の男が事件前後、店長らと電話で連絡を取っていたことなどが判明し、店長の自作自演の可能性があるとみて裏付けを進めていたとのこと。

 

また、実行犯の男は強奪した現金30万円のうち3万円を受け取ったとのこと。

 

 

【狂言強盗の被害】

 

店舗や事務所では、本当の強盗の他にも上記事件のような狂言強盗が起こり得ます。

 

特に夜間の従業員数が少ない場所での発生が多く、数十万~数百万円という、通常の強盗よりも大きな被害が出やすいことも特徴の一つです。

 

事件後の供述が怪しいことも多く、脅され現金の場所まで案内させられ、現金を渡した、というのが一つのパターンとなっています。

 

けが人がいるかどうかでは狂言かどうかを判断する基準には成り得ず、上記事件の様に無関係なけが人が出たり、首謀者がある程度の怪我を負ってまで実行されることもあります。

 

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上記の事件では実行犯は3万円のために他人を鉄パイプで殴り、骨折させています。

 

店長は従業員2人と実行犯と共謀し、副店長を犠牲者にしています。

 

実行犯と店長を、「何をしでかすかわからない人」だと判断する人も多く、上記事件はネット上で「こんな危ない人物が責任者の店では、いったい何が起きるかわからない、ここでピザを買うのはやめよう」といった書き込みも発生しています。

 

つまり、店舗側は善意の従業員に大けがを負わせられ、現金を奪われ、挙句の果てに風評被害まで被ったことになります。

 

金銭的な被害は賠償されることもありますが、「責任者が狂言強盗を起こす店舗」という風評被害は簡単には回復せず、大きな痛手となってしまいます。

 

夜間少人数の従業員で営業することが多く、現金を保管している店舗では、実際の強盗と狂言強盗の両方を防いでいく必要があります。

 

店内や金庫付近に防犯カメラを設置し、犯行を抑止していくことが効果的です。

 

 

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