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【滋賀県野洲市・東近江市】太陽光発電所の送電ケーブル盗難

2014.10.07 火曜日

太陽光発電所での送電ケーブル盗難事件が多発しています。

 

2014年9月29日、野洲市吉川の大規模太陽光発電所内で、メンテナンス業者の従業員が現地を訪れた際、送電用の銅製ケーブルが相次いで切断されているのが見つかり、連絡を受けた運営会社が30 日、守山署に被害を届けた。

 

ケーブルは太陽電池のパネルと送電設備などをつないでいたが、約30本が 切断されて、延べ650メートル分(2・6トン)がなくなっており、ペンチのようなもので切断された跡がケーブルに残っていた。被害額は約260万円。同署は何者かがケーブルを切断し盗んだとみて、窃盗容疑で捜査している。

 

県内では、27日にも日野町内の大規模太陽光発電所(メガソーラー)でケーブルが盗まれる被害があり、県警が関連を調べている。

 

 

2014年10月3日、東近江市山上町の大規模太陽光発電所内で、送電用の銅製ケーブルが相次いで切断されているのが、メンテナンス業者によって発見された、と東近江署が発表した。

 

ケーブルは、太陽電池のパネルと送電設備などをつないでいたが、延べ 1370メートル分がなくなっており、ペンチのようなもので切断された跡がケーブルに残っていた。

 

被害額は約255万円。施設は高さ約2メートルのフェンスで囲われ、出入り口は施錠されていた。同署は、何者かがケーブルを切断し盗んだとみて、窃盗容疑で捜査している。

 

上記の2件の事件のように、滋賀県内で太陽光発電所の送電ケーブルが明らかに狙われています。

 

今後も太陽光発電所の送電ケーブルを狙った窃盗事件は多発することが明白ですし、これは滋賀県に限ったことではなく、全国で同じような事件が多発する事も明白です。

 

太陽光発電のビジネスは、長期にわたって売電を続け、10年後に元が取れる、というモデルになっており、運用にかかるランニングコストを抑えていかないと、利益が出始めるのが遅くなったり、場合によっては利益がなくなってしまいます。

 

もともと人目が少ない郊外に作られることが多く、フェンスなどで囲っていても、事実上誰でも出入りできる環境にどうしてもなってしまいます。

 

また、電気を扱う以上、送電用のケーブルをどうしても使用しなければならず、送電のためには銅線が多用されます。

 

上記のような①コストの問題で防犯対策がしづらい②場所的に人目につかない③誰でも出入りができてしまう④銅線が大量にある といった理由で、泥棒はトラックやユニックで現地に乗りつけ、人目を気にせず、時間をかけて、大量に銅線を盗み出し、転売して利益を手にします。

 

太陽光発電所で200万円、300万円の盗難被害が発生し、もしこういった被害が数回起きた場合、ビジネスモデルそのものを揺るがす事件になってしまいます。

 

太陽光発電所の防犯対策は、敷地外周にセンサーを張り巡らせ、泥棒が敷地に一歩踏み込んだ瞬間に検知、サイレンや非常ベル、赤色回転灯で威嚇撃退し、さらに現場の防犯カメラの映像を所有者に転送したり、「異常発生」の音声通報を携帯電話に飛ばしたりすることで、すぐに警察に通報できたり、現地に駆けつけることも可能です。

 

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