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【神奈川県・茅ケ崎市】病院で薬剤盗難1億427万円分

2017.07.20 木曜日

【従業員が薬剤窃盗し転売】

 

2017年7月18日、神奈川県茅ケ崎市は、市立病院から抗がん剤など16種類の医薬品(1億427万円分)が不正に持ち出されていたと発表した。

 

薬剤師として勤めていた元職員男性(33)が4月、抗がん剤の窃盗容疑で神奈川県警に逮捕されたため、病院が詳しく調べていた。

 

茅ヶ崎市によると、2016年9月から2017年3月までに、高価ながん治療薬のオプジーボのほか、白血病や関節リウマチの薬など計851箱が持ち出されていた。

 

処方されたように見せ掛けるため、在庫を管理するコンピューターが不正に操作されていた。

 

医薬品が減ると薬品卸業者に自動発注され、2日以内に納品されるシステムになっており、病院は今春まで気づかなかったという。

 

逮捕されている薬剤師はこれまでに、約203万円分の抗がん剤などの業務上横領罪で起訴されている。

 

捜査関係者によると、被告は医薬品を東京都内の業者に転売していたという。

 

 

【多発する薬剤の盗難】

 

上記の事件は多発する薬剤窃盗事件の中でも特に被害額が大きくなっているものですが、恐らく全国の様々な場所で大なり小なり同様の手口による薬剤窃盗は起きているものと思われます。

 

病院や調剤薬局で、侵入盗による窃盗事件が発生することもありますが、薬品の盗難については大半の場合が内部不正によるものになっています。

 

大半の場合は、職員である立場を利用して在庫をごまかし、盗んだ薬品を転売・換金しているようです。

 

内部犯行は発覚が遅れることが多く、度重なる薬剤盗難で、被害額が大きくなりがちです。

 

被害額は回収することが非常に困難な為、犯行を抑止することが非常に重要となります。

 

店舗防犯カメラ

 

 

【内部不正の抑止】

 

内部不正は人の見ていない場所・時間で行われますし、伝票などは不正に改ざんされ、不正に気付くことは困難です。

 

警備システムも、内部犯行の場合は解除されるか、警備員に遭遇しても挨拶一つでごまかされてしまいます。

 

一番効果が高いのは、防犯カメラによる録画です。

 

常に撮影されている、証拠が残る、と思わせることで、不正の実行を踏みとどまらせることができます。

 

特に近年の防犯カメラシステムは高画質化が進んでおり、200万画素フルハイビジョン映像で鮮明に撮影でき、証拠能力が非常に高くなっています。

 

中には防犯カメラシステムの電源を切ろうとする犯人もいるため、録画装置のログインID、パスワードは一部の管理者(ただし複数人)のみが把握するようにし、機器の電源や録画を止めた場合は、即座に複数人の携帯電話に通知が行くようにする事で、不正が行われにくい環境を作ることができます。

 

 

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