【埼玉県・東松山市】動物病院に強盗

強盗事件の事件簿
2015.05.29 金曜日
【埼玉県・東松山市】動物病院に強盗

病院・クリニックを狙っての強盗か

2015年5月28日午後7時頃、埼玉県東松山市にある動物病院に2人組の男が押し入り、院長の男性(54)に刃物のようなものを突きつけて「金はあるのか」などと脅し、両手と両足をひものようなもので縛ったうえ、院長のカバンから10万円を奪って逃走。

院長に怪我はなく、約15分後に自力で病院の外へ逃げ出し、通りかかった人を通じて警察に通報した。

男の1人は60代ぐらい、身長約170cmで、もう1人は30代ぐらい、身長約175cmだったという。埼玉県警・東松山署が強盗事件として捜査している。

強盗対策に非常通報装置

【埼玉県・東松山市】動物病院に強盗

動物病院や歯科、皮膚科などを狙った強盗や窃盗は頻繁に起きており、捕まった泥棒は「開業医はお金をたくさん事務所に保管している、多額の現金を持ち歩いていると思った」と供述しています。

今回の事件では、2人組に刃物を突き付けられていたこともあり、生命の危機にさらされるよりは、金銭を奪われるだけで済むのなら、という判断があったことでしょう。

ただし、強盗の質によっては、金銭を奪われた挙句に刃物で攻撃されることもあります。

強盗対策には非常押ボタンや非常通報装置が効果的です。

首からペンダントのようにぶら下げることができる、ワイヤレスの非常押ボタンであれば、犯人にうっかり遭遇してしまった時もその場でボタンを押し、指定先へ通報を行うことができます。

現在の非常通報システムは、防犯カメラと連動もできるため、通報を受けた方が現地の防犯カメラの映像を確認し、すぐに警察に状況を説明して駆付け要請を出すことができます。