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【大阪府・大阪市】防犯カメラがとらえた万引き犯

2015.02.24 火曜日

以下は2015年2月23日、毎日新聞の「哀歓記」記事からの抜粋です。

 

 

2014年8月6日から7日間、インターネットのブログに数枚の画像が掲載されました。

1枚は女性が店で買い物をしているように見えます。ただ、顔には星のマークがかぶせられ、表情はうかがえません。別の画像は店から走り去る同じ女性の姿でした。

 

この日午前10時ごろ、大阪市東淀川区の日用雑貨店Jは開店直後で客はまばらでした。

30代ぐらいの女性が来店し、人気アニメ「妖怪ウォッチ」の関連グッズコーナーへ直行しました。

社長のKさん(52)は女性のぎこちない動きが気になりました。思い切って近付くと、女性は一目散に店の外へ逃げ去りました。

妖怪ウォッチのポーチとメダル2枚がなくなっていました。計800円相当です。

 

女性の顔や動きは防犯カメラがとらえていました。

Kさんは画像を加工して店のブログに載せたのです。

たくさん反響がありました。

「あなたの心境は痛いほどわかる」。万引きに悩む同業者から賛同や応援のメッセージが寄せられました。

「万引き犯であっても、個人の姿をネットにさらすのはどうか」という疑問の声もありました。

 

Kさんの店は、オーダーメードの紳士服店として父が56年前に創業し、約30年前に後を継ぎました。

しかし、大型店の進出などに苦戦を強いられ、今は最後の1店を死守しています。

経営が厳しい中で、年間の売り上げの1割程にも上る万引き被害は深刻です。

 

画像をブログに載せたのは痛みを訴えたかったからです。女性を憎んではいないそうです。

「人を苦しめる万引きを二度としてほしくない。そう願うだけです」

父は生前、喜多さんに口をすっぱくして言いました。

万引き被害に苦しんでも、父の言葉を思い起こし、歯を食いしばっています。

 

上記の記事で「ポーチとメダル2枚がなくなっていました。計800円相当です。」「年間の売り上げの1割程にも上る万引き被害は深刻」「万引きを二度としてほしくない。そう願うだけです」との記述が特に頭に強く残ります。

 

小さな商品がなくなっていることにすぐ気づくことからも、Kさんは一つ一つの売上や在庫をものすごく大切にしていたことがわかります。また、そういった数百円の被害が積もりに積もって、年間売り上げの1割に相当する、ということはお店にとって経営を左右する深刻な事態で、万引きや内引き被害がどれほど大きな被害かを物語る数値でもあります。

 

Kさんのように、「ただ二度としてほしくない」という思いの方もいれば、「ただ、万引きは許せない」と思う方、両方が多数派の意見でもあります。

 

店舗防犯カメラ

 

防犯カメラの映像を公開するかどうかは賛否分かれるところではありますが、防犯カメラを活用して万引き被害や内引き被害を減らしていくことは重要です。

 

防犯カメラ設置をアピールして、万引きや内引きを抑止し、被害があった時には録画映像を見返して、犯人を特定し、従業員間で犯人の映像を共有し、再犯の防止に努めることも有効です。

 

 

 

 

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